EXHIBITION BOOTH DESIGN | SUPER PENGUIN INC.

第6章 ブースデザインに関わるその他のお話

ブースデザインに関わる事柄をランダムに書き込んでいます。

006|シンプルなブース・装飾しすぎないブース

 
 よくお客様に当社のブースはシンプルですね、と言われます。同業の方々にも。
そこには、単純に「シンプルでカッコイイ」という意味合いもあるかと思いますが、時にはそんなにシンプルで本当に言いたいことが伝わるんだろうか、という心配の気持ちもあるようです。
ほとんど文字もなく、説明パネルも少ない。そんなイメージで大丈夫なのか、と。
 
結果を先に述べると、大丈夫です。ただし、かなり計算ずくの慎重な検討をしたデザインである必要があります。
と、言えます。
同じシンプルなデザインでも、「ただシンプルできれいなだけのデザイン」と「計算した上での戦略的なシンプルさ」とは全く異なります。前者のブースには綺麗でもあっても人は集まらない、後者は綺麗な上に来場者も集まる、という結果になります。
例えば、文字を例にとると、ブースの壁などに文字をたくさん並べたからといって、お客様に伝わるでしょうか。
お客様は、ブースの前でじっと長い時間をかけてそれらを読んでくれるでしょうか。多分、NOです。
もし、そんなに長い時間読んでみようという殊勝な方がいても、どこかのタイミングでスタッフが営業のお声掛けをするはずです。もちろん、全てを読んでくれなくても、そのどこかの言葉が引っかかってくれればいい、ということになりますが、その場合、読んでほしいキーワードなりを効果的に、計算づくで並べる、という方法が適切です。つまり、文字を多く書き込んだり、パネルにたくさん山盛りに書き込んだりすることの大半は自己満足、という場合がほとんどなんですね。それは結局来場者目線ではなく、自分目線。
 
「お客様がブースを見るのはほんの一瞬に過ぎない」
「お客様は基本的につかまりたくない、と思っている」
これは、当社が掲げるブースデザインの基本前提です。
多くの言葉を書き込んでも、結局読んでもらえない。
だったら、本当に読んでほしい言葉、本当に伝えたい言葉、単刀直入に「寄ってみたい」と思わせる言葉、そんな言葉をもっとも「気づいてもらいやすい位置」に「読みやすく」配置する。
これがとても大事なことになるんですね。
ただし、この場合、その言葉選びがとても重要です。大事な一言なのに、「世界に貢献します」のような漠然とした理念のようなものを掲げても効果はありません。「当社は○○が得意です」というような直球言葉が有効です。
当社がシンプルな理由、その一つがこれです。本当に言いたいことをシンプルに直球で伝えるためのシンプルさ。
 
そして、もう一つの大事なキーワード。
それは、「展示会ブースは、伝えること半分、魅せること半分」という言葉。
これは、それぞれが半分ずつの力しか発揮してはいけない、という意味ではなく、どちらも同じ力加減にしなければいけない、という意味になります。
ほとんどの出展社さんが前者の「伝えること」に注力し、あれもこれもと出来るだけ多くの商品をブースに並べようとします。その結果、ブースの中はなんだかよくわからいゴチャゴチャした状況になります。よく見ると一つ一つはとてもいい商品なのに、ブースが騒然としていて、結果的にブース全体のイメージ=会社イメージ=ブランドイメージを下げてしまっている、そんなブースをよく見かけます。いろいろとブースに商品を置きたい気持ちは分かります。ですが、そこは何を一番知ってほしいのか、ブースで一番に伝えたいことをしっかり整理して置く商品を選ぶ必要があります。そしてその選んだ商品を、200%よく見えるように置き方・見え方を工夫します。一つ一つを丁寧に。
どうしてもお客さんに見せたい商品がある場合、展示台の下にしまっておいて、商談の際に「こんなものもあるんですよ」と出して見せる、という方法もあります。
何を展示台に出しておいて、何を後方に(収納の中に)置いておくか、そのためには「お客さんにまず何を伝えたいのか」をとことん考えることが大事なんですね。ここでも大事なのは「来場者目線」です。
ブースを見た時に感じる印象、これはブランディングの一部と言えますが、商品を見せることと同じくらい、「良い印象を与える」ことは展示会に出展する上でとても大切です。
当社は、このようなことを考えながら、シンプルでありながらも計算ずくのブースを検討しています。
意味のないデザインは一切ない。それが当社のブースです。
 
 

005|ブースに寄っていただく来場者の数には波がある、という現象
 
 

展示会の期間が終わって、出展社の方に「集客、どうでしたか?」とお聞きするとよく返ってくる反応があります。
「来る時は来るんだけど、来ない時は全く来なくて波がありますね」
という内容です。
つまり、人が集まってくる時にはどんどん集まってきて大忙しになるんだけど、一旦いなくなるとしばらく閑散とする。そのような意味なのですが、これには以下のような理由があると考えられます。
展示会のブースデザインにおける前提条件の一つに「来場者は基本的につかまりたくない、と考えている」というものがあります。
その観点から考えると、もしブースに一人でも来場者の方が既に見ている(ブース内にいる)場合、又は、既にブースを見ている来場者がそのブースのスタッフと話し込んでいる場合、後から来た来場者はある意味安心して、そのブースを見ようと立寄ることができます。それが重なると、にぎやかに混雑しているブースになる。
しかし、一旦誰もいなくなると、来場者は立ち寄りにくくなる。さらにスタッフが待ち構えるようにブース前に立ち尽くしていると、余計入りにくくなる。だから、しばらく無人の閑散としたブースになってしまう。
というもの。
概ね、このような現象で来場者の波は出来てくる、と考えられます。
では、ブースの集客を成功させるためにはどうするか。
この「波」を失くし、常に「良い状態に保ち続けるための工夫」があればいい、と考えられます。
そこで、重要となる方策が「さくら」を立てる、というもの。
さくら。つまり、スタッフのどなたかが鞄と来場者バッチを持って「客のフリ」をしてブース内を見ているフリをする、というものです。
このように書くとまるで来場者の方を騙しているように感じますが、この場合騙しているのではなく「他の来場者が入りやすいようにしている」という表現が正しいと思います。
当社のスタッフも、ブースの設営が終わって会期が始まると、ブースにお伺いした際には来場者のフリをします。
そうすると、通路を歩いている他の来場者が安心してなのか、同じようにブースに寄ってきてくれるのです。
さくら役になっている我々は、そうして他の来場者が寄ってきてくれると、すっとさりげなく退いていきます。
このようなことを繰り返すと、ブースには常に来場者がいる、という状況になるんですね。
このように、波をなくし、来場者が常に集まっている状況を保ち続けるためには、来場者の方がブースに取り付きやすいように、スタッフの方が良い意味でのさくら役になることがとても有効です。
そして、もう1点。スタッフの立ち方、待ち方にもポイントがあります。
もしブース内に来場者が一人もいなくなったからといって、ブースの前面にスタッフが立ち尽くし、じっと周囲を伺っている、という待ち方は絶対的にNGです。
「動的待機」という言葉がありますが、待つ時には、来場者に威圧感を与えないように、何か作業をしながら、さりげなく待っていることが重要です。そして、一番大事な通路際の展示場所前は必ず空けておくように(スタッフが立たないように)しましょう。
この「さくら役」と「立ち方・待ち方」で、集客は目に見えて変わってきます。
 
 

004|集客のための10項目
 

展示会に出展すること。
その目的は、自社製品(サービス)のPR、新規顧客の獲得、既存顧客への対応等いろいろとありますが、その根本は「集客」ということがベースとなっています。
まずは、自社のブースに来場者の方に立ち寄ってもらうこと。
そこから全てが始まります。
世の中には、ブースを設営する会社、デザインする会社等いろいろとありますが、お客様のブースをデザインする以上、その集客を実現できなければ、失格だと個人的には思っています。
どんなに安くブースを作っても、作っておしまいではいけない。
どんなにデザイン的に優れたブースを考えても、綺麗なだけで集まらなければだめ。
私自身も常にこのことを自分に言い聞かせながらブースを考えています。
そして、当社の場合、基本的な方針として、デザインの良さと集客を「両立させること」を、目標にデザインを考えるようにしています。
どんなにデザインが良くても集まらなければ失格。
どんなに集客が成功しても、デザインがよくなければ失格。
それを踏まえてデザインを考えるんですね。
これらを両立し、満足のいくブースが出来た時には、大抵展示会終了後のお客様の笑顔が見られます。
3日間の展示会の期間は体力的にかなり大変だったと思うのに、みんなものすごく充実した表情をしていて、我々に「ありがとうございます!」と言って下さる。
お祭りがあった後のような感じ、というべきでしょうか。
そんなお客様の姿を見るのがこの仕事の一番の嬉しさなんだな、と感じています。
 
さて、ここからが本題。
当社の場合、ブースへの集客を考えた場合、基本的な考え方があるんですね。
新規でお問合せいただいたお客様へは、どのお客様へもまずは過去の実績写真をお見せして、それぞれのブースでどう考えてデザインしたのかをご説明させていただいています。
この物件のこの部分はこう考えています。とか、来場者数の少ない展示会の場合にはこうしています、とか。
それらの実績に基づいて、私としては集客にはまず以下の10項目を押さえておく必要があるなと感じています。
 

  1. 小間位置に合わせた形状(+キャッチの言葉の位置)
  2. キャッチの言葉の考え方
  3. 通路際の展示
  4. 照明をしっかりと
  5. 陳列について
  6. 収納について
  7. 商談席について
  8. ブースイメージの決定方針
  9. パネルデザインと配布物
  10. スタッフ配置戦略

 
 
実際にブースをデザインする際には、この項目以上のことを考え合わせてデザインしているのですが、一般の出展社の方がブースデザインを考える際には、まずこの10項目を押さえておくと、そこそこの集客はできると思います。
 
この10項目。
その根本にあるのは何だと思いますか?
それは、「空間デザインは心理学」だということ。
つまりは来場者の心理をベースにして形状・サインを決定していってるんですね。
ブースデザインとは来場者の心の動きをデザインすることだと私は考えています。
この時、この場所で来場者はどう思うか。思ってもらいたいか。
そして、次にどう行動を起こさせたいのか。
そのような「来場者の心理」を形状にしたのが、当社のブースです。
この内容は、ブースデザインの集客セミナーでもお話させていただいています。
各項目の詳細な説明はこの場では長くなるので、省略しますが、当社のブースデザインは基本的にこのことをご説明しながら進めています。
 
 

003|収納について
 
展示会のブースには収納が欠かせません。
パンフレットのストックや商品を入れていた段ボール、また、自分達のカバンや上着。
この収納をブースデザイン・装飾を考える際におろそかにすると、ブース内がとってもみっともないことになってしまいます。
ブース内の収納をどう考えるか。
通常は「倉庫」を設けましょう。と、なります。
ブースのどこか片隅に、人が入れる程度の空間を設けます。もちろん扉付。
大規模ブースの場合はそれは正解ではありますが、1小間~3小間程度のブースの場合、基本的には「倉庫」は必要ない、と私は考えています。
さて、ブース内の「収納」を考えた場合、大きく方法は2つあります。
 
1.「倉庫」をブース内のどこかに設ける。
2.展示台の下などを「収納」として利用する。
 
このどちらが有効なんでしょう?
実は単純に収納力だけを見るなら、2の展示台の下などを利用した方が収納力は上、となります。(少なくとも当社デザインのブースの場合)
倉庫にすると、内部にはどうしても「通路」部分が必要となり、確保した容積の割には収納量は低いんですね。
でも、倉庫を作る場合もあります。
それはどんな時かというと、
 
1.コンパニオンさんが着替えをしたり、倉庫内でスタッフが休憩をする場合。
2.冬などにロングコートを畳まずに掛けていたい場合。
 
などがそうですね。こんな時は倉庫を設けるようにしています。
それ以外は、展示台の下など、使えそうな場所は全て収納にします。
さて、そんなわけで当社の標準デザイン。が、上記の写真になります。
まず、展示台の下の収納には2種類あります。
「オープンな収納」と「閉じた収納」。
オープンな収納は、スタッフの方々の名刺やアンケートなど、さっと取り出せるようなものを手軽に入れておく場所となります。スタッフの方が気を使って丁寧に入れておかないと、雑然として見えるので注意が必要です。
一方で、閉じた収納は、オープン収納の下の部分。
よく、他の設営会社さんなどで、取って付けたようなフタだったり、なんだか30年前のインテリアじゃないかなと思えるような取っ手がついた安っぽい扉がついてたりするのを見かけます。
個人的に、私はあのようなディテールが好きではなく、展示台下の収納はなるべく存在感がないように、扉を扉っぽく見せないようにしています。
 

写真。
オープン収納の下の部分の板が全面外れるようになっています。
壁全体が取れるイメージですね。
単純に扉(=フタ)となる「板」を引掛けているだけなのですが、「取って」もついていないので、一見すると収納なのか分かりません。
でも、壁面全体が開くので、収納する時の出し入れはかなり楽なのです。
ちょっとした工夫なのですが、こんなちょっとしたことにこだわることで、全体的に印象のよいブースに仕上がるんですね。
 
 
002|模型で検討すること
 

当社の場合、ブースデザインを検討する際には必ず模型を製作するようにしています。
展示会の業界では、検討段階ではCG(パース)を作成するのが一般的ですが、当社は一貫して模型を製作し、お客様と打合せを行います。
手間はかかりますが、その手間以上にいろいろなメリットがあります。
まず、何よりもお客様から見て、一目でブースの全体像が理解できること。
同じスケールの「人」も付けますので、スケール感も分かります。
よく、模型を持っていくと、「こんなに狭いんですね・・」と言われる方がいらっしゃいます。
私も昔、企業に勤めていた頃などはCGでよくお客様に提案などもしていましたが、CGの場合見る方向が限られてくるので「ここはどうなっているんですか?」などとプランの「現状把握」に時間がかかります。
何十パターンものCGを作ってお客様と打合せをしたこともあります。
でも、結局3次元の検討は3次元が一番なんですね。
3次元のものを2次元で説明しようとするとどうしても手間がかかってしまいます。
その点、模型で提案すると、模型を机の上に出して、「これです!」と言えば、それで済むんですね。
通常、「現状把握」に数十分かかってしまい、その上で「改善」のための打合せを行う、という流れになるのですが、模型で検討するとその「現状把握」の時間がないため、打合せ時間がかなり短く短縮できます。
また、それ以外のメリットとして、デザインを考えている当人の「デザイン確認」に有効である、という点。
ブースデザインを検討する際、まずは平面図などの紙ベースで考えていくのですが、ある程度方針が固まりイメージが出来てくると模型にしてみます。
そして、立体が出来あがると、その模型の前にしゃがんで、「じーっ」と目線を「実際の目線」に持ってきて、想像しながら検証するんですね。
この角度から見たらどう見えるか。
実際に来場者はどんな動きをするのか、どこを見るのか。
違和感のある場所はないか。
色は正しいか。
キャッチの文字の場所、大きさ、内容は最適なのか。
これを、模型の前にしゃがみこんでひたすら考えます。
模型をじーっと眺めていると不思議といろいろなことが見えてくるのですが、その見えてきたビジョンを踏まえて、修正すべきところは修正します。
この過程がクオリティーの高いブースを作るためには欠かせない作業なんですね。
CGでの検討は、照明の効果や見栄えなどをなんとでもごまかして表現することが可能です。
よく展示台の上が「ピカー!」と光ってるのですが、よくよく見ると、その光ってるものの「元」、つまり光源はどこにあるかと探してみると、「・・ない」、そんなことがよくあります。
そんな、見た目をごまかしているCGで実際のブースをつくると、出来た時に「なんか、CGと違う・・・」ということになります。
その点、模型では一切ウソはつけないため、出来あがりは間違いなく、よくなります。
実際に会場で出来た時にお客様から出てくる言葉は・・「模型のまんまですね!!」、です。
なんか、嬉しい瞬間ですね。 
 
 

001|ブースデザインは空間デザインであり心理学でもある
 

はじめにブースを考える上での基本概念についてお話しします。
展示会ブースに限らず、店舗でも美術館でも、そして住宅でも、「空間」には人が入ります。
そして、人が入る以上、そこには、その空間をそこにいる人が「どう感じるか」、がとても大事な構成要素になるんですね。
広い空間、狭い空間、温かみのある空間、殺伐とした空間。
これらの、その空間に感じる「気持ち」はその空間を構成しているものとその「周辺」の空間によって左右されます。
・・・・・例えば、今皆さんがいる部屋は広いか、狭いか、どちらでしょう?
答えは・・どちらでもあり得ます。
もし、その部屋の前に狭く細く小さな空間が連続してあったなら、その部屋は「広い」と感じるでしょうし、反対に、その部屋の前に体育館のような巨大なホールがあった場合その部屋は狭く小さなものになるでしょう。
空間は、その場所、その時の状況に応じた「気持ち」が大きく影響をします。
逆に言うと、その空間を「こう感じさせたい」というものがあるならば、そうすることもできる、ということですね。
家であれ店舗であれ事務所であれ、空間を考える時には、その場を利用する人達が「どう感じてほしいのか」を考えてデザインすることがまずは大事なことになるのです。
さて、このことは展示会ブースでも同じことが言えます。
我々のブースをを訪れた人が、その場でどう感じて、どう行動してほしいのか。
それをデザインする、ということが空間をデザインするということであり、ブースをデザインするということなのだと考えています。
このことをブースに当てはめた場合、どんなことを考えればいいのでしょう。
そのためにもまずは来場者の気持ちはどんななのかを知らなければいけません。
私がブースをデザインする場合、以下の2つのことをベースに考えるようにしています。
 
1.来場者は「つかまりたくない」と思っている、と考える
2.ブースの前を通り過ぎるのは数秒、ブースを見るのは一瞬
 
1は、我々が服を買いに行った時のことを想像すると分かりやすいと思います。
いろいろな店を回りたいときに、全ての店舗でスタッフの方がぴったりくっついてきたら、どうしても不愉快になると思います。できれば、自分が見たいと思う店、見たいと思う商品を自由に見たい、余計な営業を押し付けられるのではないか、といった気持ち。
ブースでも同じです。
何十社も出展している展示会場では、来場者は自分が興味があるところのみ見たいと思っています。
だからこそ、興味があるところのみを見たいし、興味があるところだけ声掛けしてほしいと思っている。
そのことを考えると、来場者がいきなりブースの中に入ってくることはなかなかありません。
「つかまりたくない」と思っている来場者が「気が付いたら」ブースに入っている、そんなブースである必要があるんですね。
2について。
通路を歩いていてブースの前を歩いて通り過ぎるのはほんの数秒です。また前後左右に他社ブースがあることを考えると、自社ブースを見るのはほんの一瞬となるでしょう。そのほんの一瞬に来場者に「何かある」と思わせるようにしなければいけない。
このように、来場者の心理を考えた上で、その来場者の方々にどう行動してほしいかを考え、それを空間デザインに反映させること。
それが、ブースをデザインする上で、ひいては空間をデザインする上では大切なことになるんですね。
空間をデザインする、ということは、オブジェのような形を考える前に、その空間を利用する人々に期待する行動とその心理を「形」にする、ということなのです。
 
空間デザインは心理学。
 
ちょっと堅い言い方かもしれませんが、そこにいる人々の「心」を形作るためのデザインが空間デザインなんですね。